愛知県小牧市の三宝堂佛檀店です。小牧市を中心に近隣の市町村にも年中安心価格にてご提供させていただきます。

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  • 小牧市小木東2丁目11番地

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お も い

お仏壇はこころの故郷です。お仏壇というのは、かつての日本では、家の中でもっとも大切な場所でした。
お仏壇は家族の中心であり、家族の原点であり、家族の絆です。
お仏壇の前にすわればいつでも亡くなった両親に会うことができ、仏壇の向こうからは、いつも両親がこちらを見守っています。
それゆえお仏壇の前に座ると、誰しも心のやすらぎを感じることができるのです。
そして、その向こうには、もっともっと大きな存在である仏様(ご本尊様)が、私たちを見守ってくださっています。だからこそ、私たちの多くが、毎朝家族そろって仏様の前に座って、お参りをすることを欠かすことはなかったのです。
今、現在いっしょに暮らしているという「空間」をともにする家族と、両親・祖父母・ご先祖様という「時間」を通してつながっている家族がお仏壇という場所で交わるのです。
交わった場所には、「今こうして暮らしているのは、ご先祖様のおかげです」という感謝の気持ちが生まれます。「自分の力だけで生きているのじゃなくて、生かされているんだ」という謙虚な心が育っていきます。その意味で、仏壇は子供の教育の場でもあったのです。
子供たちは、お仏壇の前に座ることによって、仏様・ご先祖様に敬意をはらうことを覚えていきます。
感謝の気持ちを覚えていきます。成長して社会に出てからも、こうした気持ちは忘れることはありません。
家族のきずなとお仏壇。 朝起きたら、お仏壇にお供え物をして、家族みんなで手を合わせるという光景は、一昔まえまではどこの家庭でも見ることができました。手を合わせていると同時に「今日も一日、平和に過ごせますように」「いつも健康にすごさせていただきありがとうございます」「仕事が順調にいきますように」「子供が健やかにそだつように」というようなそれぞれの思いを、ご先祖様にお祈りをしていました。そして、何かいいことがあると、「子供が卒業しましたよ」「やっと課長になることができましたよ」「孫がうまれましたよ」と、報告していました。また、困った事がある時にも、「友人と喧嘩をしてしまった」「仕事がどうもうまくいかない」「子供が言うことを聞かない」と相談をしていました。亡くなってしまった自分の父や母、あるいは祖父や祖母が、お仏壇を通していつも見守ってくれると言う意識が、お仏壇の前で手を合わさせていたのです。『いつも見守ってくれている』という意識は、生きていく上で大きな自身につながりますし、勇気を与えてくれます。『お仏壇はご先祖様との対話ができる通信装置である』と言えます。こうした様々な思いを胸に、家族全員でお仏壇の前で手を合わせることは、家族の気持ちを一つにする大切な時間です。最近は、家の中で家族が顔を合わせることが少なくなりました。家によっては、父親と子供が一週間に一度も顔を合わせることがないということもあるようです。それが、一緒にお仏壇の前で手を合わせる時間が、たとえ一週間に一度でもあったら、家族の絆がどれだけ強くなることでしょう。こうした様々な思いを胸に、家族全員でお仏壇の前で手を合わせることは、家族の気持ちを一つにする大切な時間です。最近は、家の中で家族が顔を合わせることが少なくなりました。家によっては、父親と子供が一週間に一度も顔を合わせることがないということもあるようです。それが、一緒にお仏壇の前で手を合わせる時間が、たとえ一週間に一度でもあったら、家族の絆がどれだけ強くなることでしょう。
より良い未来を実現するために・・・
どんなことに対しても、素直に感謝の気持ちが溢れ出たら、心 はいつもおだやかです。心の中に不平や不満が生じたり、何に感謝すればよいかわからない時は、とりあえず次の3つのことに感謝してみては如何でしょうか。心がより健康になると思われます。

<いま、生かされていることに感謝する>

数億個の中のたった1個の精子と卵子が結びついて、今の自分がある。そのためには両親がいて、そのまた両親がいて、ずっ~とさかのぼれば、何代ものつながりがあって自分がある。地球や、空気や、水があって、・・・・すべての環境が満たされて今の自分がある。決して自分の力だけでは生きることは出来ない。何か不思議な力が働いて、いま、生かされていることに感謝!。

<食べ物に感謝する>

人間は、他の生き物のいのちをいただいて生きるようにできています。他の生き物のいのちを奪って生きることを当たり前とせず、他の生き物のいのちをいただいて、そのいのちと共に生きる。食事の時の 「いただきます」 は、食事のスタートの合図ではなくて、他の生き物のいのちをいただく、感謝の表現でありたいものです。

<自分の体(約60兆の細胞)に感謝する>

1個の細胞からスタートし、何回も細胞分裂を繰り返して肉体が出来上がり、心臓をはじめとして多くの器官は、自分の意思とは無関係に、朝も昼も夜も一時も休むことなく働き続けています。約60兆の細胞は、それぞれに生命活動を行い、不具合(症状)を出さないように頑張っています。自分の体だから何をやっても自分の勝手、と言われればそれまでですが、この世に生を受けて両親からいただいたかけがえのない貴重な体だからこそ、60兆の細胞が苦しまなくても済むよう大切にしたいものです。不平不満を言わず、一所懸命働いている60兆の細胞に感謝。

☆『心を洗う』

体の汚れは毎日お風呂に入って石鹸で洗い流していても、心の方は如何でしょうか? 目に見える体の汚れは気になっても、目に見えない心の汚れはつい忘れがちです。出来れば、水で汚れた手を洗うように、心もきれいに洗えたらいいですね。

<心を洗う・その1>・・・『初心に戻る』

生まれたての赤ちゃんは、天真爛漫で、何の悩みもない純真な心です。日々謙虚に反省して、赤ちゃんの心に、生まれてくる前の“初心”に戻りましょう。

<心を洗う・その2>・・・『自然に帰る』

小鳥のさえずりや虫の声を聞く。夜空の星や月を見上げる。新鮮な空気を吸い込む。太陽の温かさを感じる。自然に触れて、意識を宇宙に拡げましょう。

<心を洗う・その3>・・・『本物に触れる』

これは本物だ!、と思われる自分で気に入った音楽に耳を傾ける。美術工芸品・芸術作品などに触れる。真理と思われる話を聴く。感性を研ぎ澄ませて真理を感じる。など、本物に触れましょう。

<心を洗う・その4>・・・『ゴミを捨てる』

自分の意見を押しつけたり、人を批判・非難したり、嘆いたり、腹を立てたり、悲しんだり、拒否したり、何でも欲しがったり、マイナスと思われる心は、ゴミ箱に全部捨てましょう。

<心を洗う・その5>・・・『感謝する』

必要なものは、すでに、すべて与えられている。この世で起こることは、すべて必然であり、偶然は一つもない。すべてを肯定的に受け容れて、すべての人に、ことに、ものに、感謝しましょう。

◇その他、呼吸法でゆったりする、整理整頓、掃除をして心を整える、笑い転げて発散する、良かった探しをする、写経、読経など自分に合った方法で、いつでもどこでも心を洗い続けましょう。